2014年09月22日

9/21 小豆島で舞台「あゆみ」観た。

9/21 小豆島で舞台「あゆみ」観た。

自分も出たことのある作品なので
観る前から胸がいっぱい。

昨年は演劇コースの学生さんの中に
社会人が3人混ざって。

今回も、学生さんと島に住む方と…だけど
今回は、島の皆さんのほうが多い!
なかなか特殊な設定なので
演劇経験の少ない人には
大変だったのでは…と思うのは、
自分がそうだったから(笑)。


同じ作品でも
少しずつ違うところがある。
まさに あゆみ。

少しずつ違った道が
ここにもあったのだと思うと 感慨深かった。

年老いた あゆみの後ろで 今までの場面がまわり
まるで走馬灯。
そこには、いつかの自分や
あゆみを演じた時の自分や
いろいろ重なって見えるような気がした。

それでもやっぱり
自分の歩いた道が 一番 なじみ深いのは
当たり前といえば当たり前(笑)?

良かったかのか どうかなど
比べようもないくらい
リアルに刻まれているから。

これまでの 無数の あったかもしれない道も、
それはそれで愛おしい。
想像を広げてくれるから。
これからの あるかもしれない道も、
無数に想像させてくれる。

それは、根拠のない自信のよう。
だけど それが不思議な力をくれることもあるから
演劇って面白いなと思う。

演じる皆さん同士の雰囲気も良かった。
自分も 次女も、
なじみのなかった人と一緒に稽古をする中で
親しみを感じるようになっていった。
だから、たぶん今回も
そんなことがあったのだろう。


そういう過程も含めての「あゆみ」が
またひとつ生まれて良かったなと思う。


…………………
余談だけど…個人的には

初めて戯曲を読んだ時に一番泣けた場面があって、
それは実際の舞台とは ちょっと違うのだけど。

生前の祖母と重なり
目の前にあらわれたようだった。
でも、記憶の中の母でもなかったかと
探すこともあった。

子どもの目線
大きくなった私の目線
母親の目線、全部が一瞬にして
自分の中を駆け巡るようで、胸かき乱された。


大好きな「あゆみ」は
いつも自分の中のどこかにあって、
時々 色々 思い出させてくれる。
また、これからを歩む 気持ちを新たにさせてくれる。

大切なひとときと、
その場に足を運べたことに 感謝。

おなじみになった(?)
あゆみの最後の ♪カントリーロード も
オカリナ他 楽器演奏もあり素敵だった。

ホールのあったオリーブ公園に流れていた
♪浜辺の歌 のメロディーも
なぜか 一緒に頭に残っている。

あしあと形のチケットも
特に子どもに好評だった!


9/21 小豆島で舞台「あゆみ」観た。


同じカテゴリー(演劇)の記事画像
1/23青年団 公演『暗愚小傳』観た
10/18 (土)高松秋のまつり
9/12 舞台「黒豆」観た!
SARPvol.7『ヤングスターライト!』
アートマネジメント実践講座#3
2/23 演劇どっとこむ 公開リーディング
同じカテゴリー(演劇)の記事
 1/23青年団 公演『暗愚小傳』観た (2015-01-24 10:06)
 10/18 (土)高松秋のまつり (2014-11-09 16:01)
 9/12 舞台「黒豆」観た! (2014-09-12 23:43)
 SARPvol.7『ヤングスターライト!』 (2014-07-25 14:30)
 アートマネジメント実践講座#3 (2014-07-20 11:00)
 2/23 演劇どっとこむ 公開リーディング (2014-03-04 00:22)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
9/21 小豆島で舞台「あゆみ」観た。
    コメント(0)