2012年05月21日

映画 エンディングノート

癌告知 ステージ4。
そんな告知を受けた男性の話。
撮るのは男性の第三子 次女。
けれど娘の言葉ではなく
男性の言葉、目線として
映像は続く。
映画『エンディングノート』

以前NHKあさイチで
紹介されていて、
見たかった映画。
曾祖母、祖父、祖母二人の
最期を身近で見たが、
その後エンディングノート
なるものを知り、実母に
書けたら…とお願いしていた。
なのでこの映画、気になっていた。ちょうど近くで上映されると知り、どうしても見たかった。

昔の家族映像も織り交ぜて、
今が進んでいく。
ひとつひとつはただの日常。
もしくは記念日。
どちらにしてもプライベート。
けれど、振り返り つながりを見つけると、何か特別な意味を感じる。見ている人それぞれの
今までを思い起こさせる。
親として、子として、
あるいは 連れ合いとして。


その時へ向けて、
几帳面な男性は着々と準備をする。
淡々とした語り口。
時には笑い。
担当医との話まであり、
そこまで撮れたのかという
驚きもあり。
海外の孫に会いに行き
楽しい時も過ごす。

さて、どれだけの人が、
思う最期を迎えられるのだろう。
思いと、現実と、それも
人の数だけ様々で
何がどうとは 言い切れない。

どこかに複雑な気持ちも生まれる。

終盤、やはり涙を誘う。
意志を伝えるのも
ままならないが、
全てエンディングノートに
書いていると言う。

会場には すする音が
あちらこちら。
ここにいる 涙する人
それぞれは 何を感じ、
何を思い出しているのだろう。
画面の中の人たちと同じくらい、
気持ちが向いていく。

私は やはり祖母だった。
特に父方の。
長い介護生活の中
ふいに明け方のトイレで。
苦しんだ?どうだった?
誰もその時を見ていない。
状況から推測するしかない。
確かなものは何もない。

けれど、元気な時の祖母の顔や、
もっと昔 沢山話をした頃の
言葉が蘇り、大丈夫と言って
くれているような気がした。
記憶の中に記された
エンディングノートみたいに。

…書ききれないな。
メモには沢山書いたんだけど。
男性の記した
エンディングノート。
遺すもの、手続きのお願い等々
事務的なことも具体的にあり、その細かな気配りが、
男性の性格や思いを
表しているようだった。

涙したけど辛くはなかった。
今までと、これからと、
大切にしたいと思った。


取りあえず、
両親から話があるという。
祖母のことで新たに。

近いうちに行くつもり。
何年も経ったけど、
また、気持ちも新たに
祖母に向き合いたい。


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